退職者からの「残業代請求」セミナー
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今日は、日本法令主催の標記セミナーを受講してきました。
このセミナーは、告知当日に満席になったそうですが、
首都圏のみではなく地方からの参加者も多く見受けられ、関心の高さが伺えますね。
資料もレジュメに加え、60ページからなる資料・判例と充実していました。
テーマ1「敵を知れば残業代請求も怖くない」では、
残業代請求の背景や弁護士による残業代請求専門サイトの存在、残業代請求パターンなどが紹介され、
サラ金に対する過払い金返還請求と比較した残業代請求の今後の予測が講義されました。
テーマ2「残業代請求対策の視点」では、
対策を考える上でのポイントが紹介され、
その中で労働時間の適正化とコンとロールが重要項目として紹介されましたが、
この辺りは社労士の得意分野ですね。
テーマ3「具体的対策」では、講師の提案する対策が紹介されました。
私たち社労士の役割は、未払い残業が起きないように未然に防止することですが、
それでも請求された場合の対応策や和解策も知っておく必要があると感じていました。
その点、今回のセミナーは、過去の判例や労務管理上有効な書式の紹介もしていただき、
明日から役に立つ実践的なセミナーだったと思います。
さて、話しは変わりますが、
埼玉県社会保険労務士会の総合労働相談所では、
この秋、中小企業向けのセミナーを開催することとなっています。
今回も、委員長のプレッシャーにより私が講師を務めることとなっているセミナーのテーマは、
偶然にも「残業代請求」です。
当然、社労士の立場でお話しさせていただきますので、
普段、クライアントに提案していることが中心となります。
詳細が決まりましたら、また、紹介させていただきますね。